
※本コラムは、オンラインサロン「Pharma Shift Lab」に投稿したコラムの一例です。
半年続けて見えてきた「店長会議の変化」
― 継続がつくる主体性と共通視点 ―
はじめに
おはようございます!
今日は、会議構築支援で関わっている薬局さんのお話です。
店長会議に参加させていただくようになって半年が経ちました。
今回は、この半年間で感じた変化と継続の重要性についてお伝えしたいと思います。
半年前:会議の目的が見えない状態からのスタート
当初の店長会議は、全員がきちんと集まってはいるものの、
各店舗の業務連絡や問題報告で終わってしまうことが多く、
「会社の方針に基づいてどのように店舗を運営していくのか」
という議論には、なかなか発展していませんでした。
部長からは調剤部としての方針や大切にすべき数値(労働分配率・生産性など)について説明がありましたが、
店長の皆さんの反応はどこか“ぽかん”とした様子で、数字の意味や目的を十分に理解できていない印象でした。
意見を求めても、
「何に対して、どのような意見を言えばいいのか」が曖昧なまま、
会議の趣旨とずれる発言が出てしまうこともありました。
取り組み:見るべき数字と共通視点の徹底
そこから半年間、意識して取り組んだのが「共通のチェック項目を定めること」でした。
毎回の会議で、以下の項目を理由とともに共有し、毎月必ず追いかけていく仕組みをつくりました。
- 労働分配率や生産性の見方・意味・改善の方向性
- 在庫金額の適正値の基準と見直し
- 加算(かかりつけ算定、プレアボイド報告など)の月次進捗と達成目標
また、各店舗の「困っていること」「うまくいったこと」を共有する時間を設け、
店舗間で成功事例を学び合う文化も育てていきました。
さらに、オンライン会議では全員参加&全員顔出しをルール化したことで、
コミュニケーションの活性化にもつながりました。
半年後に見えてきた成果と変化
半年を迎えた時点で、明確な成果がいくつも現れました。
- 各店舗が月次の加算・数値目標を安定して達成
- 人員不足への対応策を、部長だけでなく店長・エリアマネージャーからも発案
- 実行時のリスクや工夫を議論し合うように
- 採用状況・介護施設との取引進捗も全店舗で共有
- 労働分配率が58%台 → 52%台へ改善!
そして何より嬉しかったのは、
店長自らが「目標の進捗を報告」したり、
「不足している点について意見を求める」場面が自然に生まれてきたことです。
初回は静まり返っていた会議が、いまでは活発な意見交換の場へと変化しています。
継続がつくる“理解”と“主体性”
この半年の変化を通して改めて感じたのは、
「一度やって終わり」では人も組織も変わらないということです。
たとえ最初は理解が浅くても、
同じ項目を繰り返し確認し続けることで、
少しずつ“見るべきポイント”が共通化され、
やがてそれが各自の判断基準へと変わっていきます。
もし、「店長会議が形骸化している」「数字を見ても会話が広がらない」
そんな課題を感じているなら、
まずは“続ける仕組み”を見直すことから始めてみてください。
きっと少しずつ、会議にも現場にも変化が生まれていくはずです。
おわりに
このコラムが、みなさんの挑戦のきっかけになれば嬉しいです。
今日も一日、張り切っていきましょう!💪